2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今月の活動記録

今年ももうおわりですね.言語学関係の翻訳ネタは,ポートナーせんせいの What is Meaning? の第5章をやっと終わらせただけです: ポートナー『形式意味論入門』第5章「指示表現の複雑さ」 http://t.co/C047SikC What is Meaning?: Fundamentals of Formal S…

oh... : 投野由紀夫「アジア各国と日本の英語教科書比較」

投野由紀夫「アジア各国と日本の英語教科書比較」 教育再生懇談会会議資料 (2008年5月16日(金) 都市センターホテル) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/kaisai/dai3/2seku/2s-siryou3.pdf スライドの「まとめ」から: 1. 日本の英語教科…

パーマーは認識様相も基本的に「主観的」および「遂行的」だと述べている

パーマーせんせいは義務(束縛)様相を原則的に指令型言語行為をともなうもの(したがって用語の本来のイミで遂行的)だと定義していました.これと並行して,認識様相も,彼は主観的かつ遂行的だと述べています.てっとりばやくわかる箇所を引用しておきま…

BBC4 にてウィトゲンシュタインのおはなし(レイモンド・タリス+レイ・モンク)

"Ludwig Wittgenstein," BBC4. とくにおもしろいことはなかったり(ぉ

用例あつめ: it goes without saying S で関係節

Mr. Paul identifies himself as a believer in “Austrian” economics — a doctrine that it goes without saying rejects John Maynard Keynes but is almost equally vehement in rejecting the ideas of Milton Friedman. (出典:Krugman, "G.O.P. Monet…

Palmer のいう義務様相は「指令的」だと定義されていた(が,後に微妙に変更された)

言語学におけるモダリティ研究ではずせない文献といえばフランク・パーマーせんせいの一連の著述なのですが,彼のいう deontic modality(義務様相,束縛様相)の扱いには注意が必要です.たとえば,must が表す「〜せねばならない」は,義務様相の必然性と…

must には「必ずこうなる」という不可避性の意味・用法がある(そして認識用法とは異なる)

ともすれば法助動詞の must には「〜しないといけない」(義務・必要)と「〜にちがいない」(認識的必然性)の2つくらいしか意味がないと言われがちですが,これらからはっきり区別されるべき「不可避性」(inevitability) の意味もあります.たとえば,こん…

用例メモ:"I can have done"

ふるいノートに書きとめてあったので*1: If when I make my mind up I decide to raise my hand rather than lower it, this is not something I can have done on the basis of some earlier decision to arrive at that particular decision rather than …

英『エコノミスト』より:Makerムーブメントの広まりと可能性(12/29まで期限付き公開)(削除ずみ)

ついついうっかり訳してしまいまった.無許可翻訳につき,今日から2週間の期限付き公開とします. 追記:というわけで,消しました.(12/29)

Transcript: Take Google Maps Indoors

http://www.youtube.com/watch?v=Gy-DI_bWElg Throughout history, map-makers have helped us discover where we were and where we were going. But, while it may seem like every corner of the world has been surveryed and charted, navigating the w…

ミツバチの学習とコミュニケーション(ウィキペディア)

(updated: 2011/12/11)こわいお兄さんが訳せとおっしゃる.*1 "Bee learning and communication," wikipedia. (http://en.wikipedia.org/wiki/Bee_learning_and_communication) とりあえず途中まで.だれか手伝ってください. *1:こことここ