2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アセモグル公式翻訳の進捗状況

Part 4 の 4.4 を okemosさんが訳されました.これでこのパートはひととおり訳されたことになります. Part 6 のうち,6.1 を訳しました.また,6.2 についてはラスカルさんがご自身のブログで進めておられます. Part 7 (参照文献)のページができました(…

更新おやすみ

今日から1月4日まで,ネットに接続しない生活に突入します.その間,コメントの承認や wiki への参加ができません.ご了承ください. では,みなさんよいお年を!

連絡:Acemoglu公式翻訳wikiの更新

Acemoglu の wiki を更新しました: Part 4 のうち,4.3 までの翻訳を追加しました(4.2 はぼく,4.3 は okemosさんによるもの).ぼくが訳した部分はおかしな箇所が多々あると思います.みなさんにチェックしていただければありがたいです. Part 5 の翻訳を…

連絡:Acemoglu公式翻訳 wiki を立ち上げました

プロジェクトの開始から暫定的に当ブログが連絡所となっていましたが,このたび,専用の wiki を立ち上げました: Acemoglu公式翻訳プロジェクト @ wikia 今後はこの wiki で翻訳・校正・連絡をしていただきますよう,お願いいたします. また,「これを機に…

せっかくP会員になったんだからニコ厨を満喫しよう週間

1年ぶりに「タイニーゼビウス」タグから辿ってみました.

「人的資本政策と所得分配」翻訳:part 4 の最初だけ

著者の公認がなければ中止と決まっている翻訳プロジェクトですが,とりあえず: 本レポートの前パートでは,賃金分配について考えるために競争的な労働市場にもとづく標準的なフレームワークの概要を示した.現実の労働市場には,多くの非競争的な要素が多く…

「人的資本政策と所得分配」翻訳:4.1 シグナルと選別としての教育

update: 2008-12-29 「人的資本政策と所得分配」セクション4.1 の翻訳です.ひととおり日本語にしてみただけで,意味不明の箇所を多々残しています.長くなるので【つづきを読む】をはさみます:

アセモグル「人的資本政策と所得分配:分析のフレームワークと先行研究の検討」【もくじ】

modified: 2008-12-26 ■ 1 要約 Executive Summary (FINISHED! - id:WASSHOIさんが翻訳済み) ダロン・アセモグル「人的資本政策と所得分配:分析のフレームワーク ■ 2 イントロダクション Introduction (FINISHED! - id:okemosさんが翻訳済み) 「人的資…

アセモグル公式翻訳プロジェクト・臨時連絡所(※wiki立ち上げに伴い更新終了)

modified: 2008-12-29 id:shinichiroinaba先生が呼びかけている Daron Acemoglu の翻訳について,このエントリでまとめておきます. Update (2008-12-29) このプロジェクトの wiki を立ち上げました: Acemoglu公式翻訳プロジェクト @ wikia Update (2008-12…

せっかくP会員になったんだからニコ厨を満喫しよう週間

映像の宇宙世紀

D. アセモグル & J. ロビンソン「民主主義の経済的起源について」

2009-01-12追記:PDFを Scribd にアップロードしました:民主主義の経済的起源について コメント欄で稲葉先生 (id:shinichiroinaba) にすすめていただいたノートを訳してみました. Daron Aceoglu*1 & James Robinson, "On the economic origins of democrac…

ダロン・アセモグル「人的資本政策と所得分配:分析のフレームワークと先行研究の検討」【アブストラクト】

コメント欄で稲葉先生が挙げておられる文献を探してみました*1.これでしょうか: Daron Acemoglu, "Human Capital Policies and the Distribution of Income: A Framework for Analysis and Literature Review," New Zealand Treasury Working Paper 01/03 …

抜粋:エゴレス方式

昨日のエントリから続けて,ワインバーグの『プログラミングの心理学』からもうちょっと抜粋します. 昨日の抜粋で書かれていたのは,だいたいこういうことでした:自分が書いたプログラム(であれ何であれ)を「自分の」プログラムと考えていると,そのプロ…

抜粋(「私のプログラム」・「私の研究」・「私の翻訳」・「私のブログポスト」…)

ジェラルド・ワインバーグ『プログラミングの心理学』(旧版)から抜粋.「プログラム」を「研究」に,「コンピュータ」を「事実」に置き換えるなどしてお読みいただくと味わいが深まります. だが,よいものはたいていそうだが,プログラマの「孤立性」もし…

抜粋(景気は大事なんですよ)

田中秀臣先生のエントリ「国際リフレ競争第二ラウンドへ」より: (上の記述とは直接関係ない雑感)日本の社会学者や思想家やネット論者の多くは、若者の雇用を云々するならば、この日本銀行の各国比較でみたときの異常さ(短期金融市場命=短資会社の既得権…

排除し駆逐すべきです:ただし人ではなく発言を

東氏の件の補足です.“はてな匿名ダイアリー”のエントリ「まあ、東浩紀も一応予防線は張っていて」は,tikani_nemuru_Mさんの「『無限に開かれた討議』というのは、根拠とか証拠とかデータを参照せずに、ひたすら思いこみだけでしゃべることも認めなくてはな…

反省

このブログはうすらとんかちな人が頼まれもしないのにすっとこどっこいな翻訳をやったりトゥルー家族に悶えたりする場所でした. 軌道修正しませんと.

抜粋:「理解してもらおうと思って執筆するのではなく──」

イギリスの言語哲学者サイモン・ブラックバーンのインタビューより抜粋: ここで私は,ジョン・サールがインタビューで語った次の言葉を思い出した──「ある事柄を明晰に語ることができない人は,それを自分自身よく理解できていないのだ」. 「そのとおりだ…

抜粋

稲葉振一郎『増補・経済学という教養』(p. 401) より: 折しも「サブプライム問題」に端を発する戦後最大の不動産不況を前に,アメリカ合衆国の中央銀行総裁たる,ベン・バーナンキ連邦準備制度理事長は,なりふり構わぬ介入で徹底的な火消しに奔走し,「渋…

「公的真実」磯野家版:「真実」だけど「事実」ではない,とな?

東浩紀氏が「ポストモダニズム系リベラル」の考えとして「公共空間の言論は開かれていて絶対的真実はない」と書いておられます(「歴史認識問題についていくつか」). このような言明にでてくる「真実」は,「事実」を含まない「みんなの意見」を大げさに表…