2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
■SFAA[12-13] 科学・数学・テクノロジーを学ぶことに対する態度 小学校の児童は,自然や数におのずと興味をいだいているものだ.しかし,卒業するころになると,そのあまりな退屈さと学びにくさに,多くの児童は数学をおそれるようになったり科学離れを起こ…
(SFAA翻訳プロジェクトのブログにもコメントを書きましたが,第12章の残りの部分はおそらく他の方々がとりくんでおられると思うので,他の章でお手伝いするつもりです.) ■SFAA[12-11] 科学・数学・テクノロジーの社会的な価値 さらに,学習プロセスの結果…
【追記】訂正:当初は[9-31]を新規の訳として掲載する一方で[9-32][9-33]の修正案を出しておりましたが,[9-31]もすでにkahjinさんが訳しておられました.3つとも参考用の訳文とみなしてください. ダメだ自分>< 【2008-03-16追記】訳の表現を修正しました…
■SFAA[14-7] 改革の前提 改革は必然的に長い時間を要する 教育では弥縫策はかならず失敗する.そうなる理由は容易にわかる.理由のうちもっとも明白なのは,実行の規模である.合衆国における教育は大規模な事業であり,300万人以上の人々が雇用され,年に20…
SFAA第14章の翻訳を少しお手伝い. 【2008-03-13】誤字・表現を改めました. ■SFAA[14-1] プロジェクト2061は,学校の短期的な改善よりも教育の長期的な改革に関わっている.たしかに学校の改善は必要かつ可能であり,また,合衆国の多くの地域で現に進行し…
広川太一郎さんのご冥福をお祈りします.
ひきつづき,「すべてのアメリカ人のための科学」第12章のお手伝いをちょっとだけ. ■SFAA[12-27] 器具の取り扱いと観察 誰もが,身の回りにある素材や道具で家庭内の用事をこなす能力や,あるいは日常的なテクノロジーを使って入念な観察や情報利用を行う能…
■SFAA[12-25] 概算 正確な計算をせずとも概算で十分に事足りる場面は多い.それどころか,そちらの方が通例であってむしろ例外ではないのかもしれない.厳密な計測やしっかりした計算をするかわりに近似的な答えを概算することもしばしばあるが,しかし大半…
新たにはじまっていました: アニメ会の『ヲタめし!』 第0回はアニメ会のメンバー5名揃っての出演.(ところで国井さんて会社勤めしてたんですね.初耳)第1回では国井咲也さん,三平×2さん,沖縄の比嘉さんが出演(コーナーでサンキュータツオさんも).
[リスト更新:2008-05-08] いま手元にあって確認できる範囲で言語における「主観性」・「主体性」に関する文献を調べてみると,次のようなものがありました: 池上嘉彦, 2004. 「言語における〈主観性〉と〈主観性〉の言語的指標 (1)」『認知言語学論考』N…
しばらくつづきましたが,ライオンズの訳読も今回でおしまいです. 原文:John Lyons, “Deixis and Subjectivity: Loquor, ergo sum?”, in R. J. Jarvella & W. Klein (eds.), Speech, Place, and Action, John Wiley & Sons, 1982. これまでの訳:(1),(2)…
さっそく試してみます:
昨日からつづいて,「すべてのアメリカ人のための科学」第12章をちょびっとだけ訳しました.パラグラフ [12-29] と [12-30] です.ひょっとすると無駄になるかもしれないんですが,とりあえず. ■SFAA [12-29] 批判的に受け止めるスキル マスメディア・教師…
べびプリ公式日記,「わーい綿雪だー」と思ったら急展開.
昨日のエントリで言及したように,ライオンズは有標性について3つの観点を区別しています.これについては,Cruse (2004) が教科書的にわかりやすくまとめています: 有標性 (markedness) の概念はしばしば反対語の対に適用される:対立をなすものの一方が有…
意識について哲学者や科学者など,いろんな識者にスーザン・ブラックモアがインタビューしてまわった Conversations on Consciousness を以前とても面白く読んだのですが,そのうちフランシス・クリック ,ダニエル・デネット,ヴィラヤヌル・ラマチャンドラ…
「Science For All American勝手に翻訳プロジェクト、協力者募集のお願い」 - 幻影随想 「Science For All Americans翻訳プロジェクト」このブログは、アメリカが1980年代から推進中の科学教育改革プログラム"Project2061"の報告書である"Science For All Am…
さきほどのエントリでSFAA勝手に翻訳プロジェクトを紹介しました.微力ながらぼくもお手伝いしたいと思い,とりあえず12章のパラグラフ28を訳しました. 該当するページは,翻訳プロジェクト本家ブログのここ. 誤訳の指摘は随時大歓迎です\(>▽<)/ ■SFAA…