概念融合の事例:「梨狩り」@深夜の馬鹿力
※音声の抜粋:こちら
今週わたしですね,あれいきましたよ.
火曜日,番組あけて朝っぱらから.
火曜の夜中はパワプロだったんですけど,火曜の昼間,えーと,フルーツ狩り〔笑い〕.
かみさんといっしょに,かみさんと恒例の.
なんかねー,フルーツ狩りっていうのはねー,う・なんかこういいまやかしなんだよね,
こーぉ,自然にでてった感じとか,あと自分でこう体を動かした感じとか,
それからあと・こう・食べられないものを・ふだん都会で食べられないものを食べさせてもらっている感じっていう,
でいて,しかも,オレ運転免許もってないうえに,ほどよく遠いところにいくじゃないですか,
そのあいまにぐーぐー寝てられるっていう,いろんなこうシステムがあって.
今回のぼくの狩りのターゲットは,も・もういままでも命からがら梨を狩ったりしてましたからね.
ま・ぼくみたいなハンターはもうしょうがないんですよ,もうなんていうの,狩猟本能みたいなものが,
あのー・なんていうのかな,あのー,えー,銃からでる硝煙の臭いとか,ああいうのも嗅ぎたいんですよね.
あとその,野生のくだものの鳴き声が聞きたいわけですよ,〔スタッフ笑い〕
でもうその野生のくだものの通る足跡やフンをこう・さがして,
〔スタッフ笑い〕もう,一対一ですよ,いつ襲われるかわからない状況で,前回梨に対してもう…大勝利ですよもう,をおさめて,
もう,梨のほうがもうあの,かわいそうだったよ,親梨と子梨がね,
オレがまちがえて撃った親梨のまわりのところで子梨がおっぱいをすってるんだよ.親梨の.
だけどもうその子梨もズキューンズキューンつって
シャリシャリシャリシャリシャリシャリ長十郎はあまーいなー♪〔歌う〕.
新曲ね〔スタッフ笑い〕.
それをこうーもう歌いながら食べたんですけど,今回の相手はね,やばかったよ,まじでね,
あのー,…オレもその,猟友会に入ってずいぶん長いですけれども,巨峰ですよ,〔笑い〕
山梨に,の,もうヌシですよ,〔スタッフ笑い〕巨峰で,山梨を牛耳ってますから,
あの山梨の山のなかにいる,だから巨峰はね,実際問題ね,ぶどうにしては大きいけれども,
そんな大きさでもねぇだろっていう話になるじゃないですか,
あいつら群れできますからね,ボス巨峰がかかれっつったらもう,体中にきます,
うわっこわい気持ち悪い,うーもう,なんか紫色のピエロの人形みたいなんなりますからね,もう,うわー.
あの,いっぱいいる巨峰のなかでボスを撃ち落さないと,ぜったいやられるっていう状況ですから.
行ったですよ,んでー…そんときに,〔笑い〕
もーなんか普通の話しようや,普通に巨峰狩りに行った話でだいじょうぶ?
(伊集院光,深夜の馬鹿力 2001年09月24日)
総称スペースは「狩り」で,「梨狩り」と「動物の狩り」を入力スペースにしているものと考えられます.