oh... : 投野由紀夫「アジア各国と日本の英語教科書比較」

投野由紀夫「アジア各国と日本の英語教科書比較」
教育再生懇談会会議資料
(2008年5月16日(金) 都市センターホテル)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/kaisai/dai3/2seku/2s-siryou3.pdf


スライドの「まとめ」から:

1. 日本の英語教科書は中学3年間の内容でほぼ1000語を教えており、アジア諸国(中・韓・台)の小学校終了時のレベルに相当する。
2. さらにアジア諸国の中学英語は、日本の語彙量の2〜3倍、接触するテキスト量は3〜5倍に上る。
3. 日本は高校教科書で背伸びをしており、語彙量を増加している割には少ないテキスト量でそれを達成しようとしており、無理がある作りになっている。
4. 取り上げられている英文のテキスト・タイプもしっかりした書き言葉を教えるのが高校まで持ち越されており、高校での負担過重な様子が教材的にも見て取れる。
(太字強調は引用者によるもの)