ニワンゴ+JASRAC

株式会社ニワンゴ(本社:東京都中央区代表取締役:杉本誠司)は、同社が運営する、WEB サイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられる「ニコニコ動画(SP1)」(http://www.nicovideo.jp/)と、ニコニコ動画に対して閲覧用動画の供給を行っている動画投稿サービス「SMILEVIDEO 」(http://www.smilevideo.jp/)における、「社団法人 日本音楽著作権協会」(以下JASRAC管理楽曲の利用について許諾に向けた協議をおこなって参りましたが、この度、JASRAC の示す許諾条件に同意し、許諾に係わる契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

 これによりユーザーは、JASRAC が管理する楽曲について、自身で演奏したり、自身で演奏したものにあわせて歌ったりした動画作品を、SMILEVIDEO にアップロードすることなどが可能になりますニワンゴでは、これまでも投稿される動画に対する権利保護を目的とし、権利保護システムや監視体制の強化、更には利用者への啓蒙活動を行ってまいりました。今後も権利者やコンテンツホルダーおよび諸団体・協会との対話に基づいた権利保護の取組みを強化し、その要望を踏まえつつ、著作権侵害問題に適切に対処してまいります。

(「ニコニコ動画におけるJASRAC 管理楽曲の権利処理について」(PDF);強調引用者)

ニワンゴでは、JASRACとの間でニコニコ動画と動画投稿サービス「SMILEVIDEO」におけるJASRAC管理楽曲の利用について協議を行なってきたが、今回JASRACが示した許諾条件に同意し、許諾に関わる契約を締結した。契約条件としては、ニコニコ動画の売上の1.875%をJASRACに支払うことで合意したという。

(「ニコニコ動画でJASRAC楽曲の利用が可能に、ニワンゴがJASRACと契約締結」− Internet Watch;強調引用者)

詳細な方法は未定だが、ニワンゴJASRACに対し、二次利用された楽曲とその閲覧数などの統計情報も報告する。JASRACはこの統計情報を基に、音楽著作権の使用料を各アーティストなどに配分する。

(「JASRACとニコニコ動画がついに契約、楽曲の二次利用が可能に」− IT Pro