草の根の声+パターナリスティックな規制,etc.


梶ピエール先生の下記エントリは簡潔ながら重要な論点(複数)を指し示しているように思います:

「情報戦」と当事者性、あるいはメディア規制とパターナリズム − 梶ピエールの備忘録。


とくに:

たぶん、これからの(恐らくはこれまでもある程度はそうだったのだろうが)中国のネット規制は、政府が見せたくないものを徹底的にコントロールする、というよりも、マジョリティが「見たくないもの(例えばアバ県でのチベット人死者の写真など)」を政府が親切に隠してあげる、というパターナリスティックな性格を強めていくだろう。チベット人のようなマイノリティに対する政府の行動が、このようなマジョリティの側の「民主的」な声に支えられているという事実こそ、中国の少数民族問題の真の深刻さ・解決の困難を示すものであるといっていいだろう。