翻訳
じわじわとやってます.原文が(ぼくにとっては)なかなか難しいこともあって,進み具合はゆっくりしてます.12月18日現在で,ようやく第7章にとりかかろうか,というところ.
原文:"Ento Box: The Elegant Insect Meal Of The Future" 虫はタンパク質豊富で,飼育しやすく,そして……あんまりよろこんで食べたいものじゃない.でも,そんな虫でも,ステキでおいしそうな盛りつけにして出されたなら,どうだろう? この6本脚のいきも…
ナレーションの訳 ハンガリーでは,税金の 1% を慈善団体に寄付できます.WWFの目標は自然保護なので,あるアイディアを考案しました.たいていのキャンペーンとはちがって,できるだけ少ない紙を使うアイディアです. WWFのチラシを,たった1枚だけ印刷しま…
小ネタです. Tim Harford, "Three PowerPoint tips you really need to know," Undercover Economist, 31st of July, 2012.
リスニングのおともに. "Mosquitoes Navigate Rain by Not Caring," Scientific American, June 5, 2012.
Paul Krugman, "Think of the Children," June 6, 2012)
Part 2 からの続き.
「道草」不調につき,こちらにあげておきます.
「道草」の方がいまいち安定していないので,こちらに: Paul Krugman, "Florida Versus Spain," NYT blog, June 2, 2012, 9:27 AM
ピラハ語に関して「チョムスキーの言語学を否定する発見をした」とされるエヴェレットの研究について,ピンカーが否定的なコメントを書いています(くろきさんのtwitter経由): "Re: "RECURSION AND HUMAN THOUGHT: WHY THE PIRAHÃ DON'T HAVE NUMBERS" A T…
Part 1 からの続きです.
ついついうっかり訳してしまいまった.無許可翻訳につき,今日から2週間の期限付き公開とします. 追記:というわけで,消しました.(12/29)
昨日のエントリで参照されていたコラム "Senator Bunning’s Universe" の関連部分だけを追加で訳しました: さて,バニング議員もやっと阻止をやめたようだ*1.この数日,ケンタッキーのジム・バニング上院議員は上院の規則を利用して失業手当給付の1ヶ月延…
アセモグルのインタビュー,今回でおわりです.PDF を例によってアップロードしておきます:こちら Romesh: ダロン,この25年間で経済成長の理解がどれほど進んだのか,おおまかに言ってくれますか.つまり,70年代には,経済成長についてはあまり研究がなさ…
昨日の続きです. Romesh: 現代の経済成長をみると,第二次世界大戦いらい長きにわたって途上国を成長させようと努力を重ねながら,大方は不首尾に終わっていますよね.つまり,せいぜい日本と,少しあとになって韓国や香港あたりがつづいたくらいで,ほんの…
【追記:この訳文の PDF をアップロードしました:tr_Acemoglu_2009_INTERVIEW_modern-economic-growth.pdf 】 ダロン・アセモグルの下記インタビューを訳して紹介します: Daron Acemoglu, "Modern economic growth." Interviewed by Romesh Vaitilingam, 2…
【訳文を追加しました】 【PDF をアップロードしました】 昨日のつづきです: 制度がそれほどまでに国々の貧富にとって重要だと,どうしてわかる? まずはノガレスに目を向けてみよう.ノガレスはメキシコ-アメリカ国境のフェンスで二分されている都市だ.ど…
【PDF をアップロードしました】 『エスクァイア』誌にダロン・アセモグルが寄稿した文章を訳してみます.3回に分けてゆっくりやります 2回でおわってしまいました.正直,内容はいまいちな感じですが,関心がおありならどうぞ. 国を豊かにするのはなにか?…
もはやじぶんでも読まないかもしれないエントリですが.
▼ 写真:正体を隠すため,仮面とカツラをつけ,タキシードを着込み,変声マイクをとおして語る John Fryer(右)
前回の続きを1パラグラフだけ. すでに見ておいたように,主観的認識様相は発話の I-say-so 要素を話し手が限定しているのだと分析できる.客観的様相をもつ発話は(それが真理様相であれ認識様相であれ)限定抜きの I-say-so 要素をもっているのだと記述で…
Modality (Oxford Surveys in Semantics and Pragmatics)作者: Paul Portner出版社/メーカー: Oxford University Press, USA発売日: 2009/03/25メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (5件) を見る 昨日のエントリで抜粋し…
蝸牛の歩みでジョン・「サー」・ライオンズのモダリティ論を読み進めるシリーズです.前回はこちら. Semantics 2作者: John Lyons出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 1977/10/27メディア: ペーパーバック クリック: 13回この商品を含むブ…
前回の抜粋につづくパラグラフをみておきます.「客観的な認識様相」の解釈が適切に用いられうる場面をあげている箇所です.
言語学系の様相=モダリティ研究(とくに形式意味論以外のそれ)で一種の古典になっている Lyons (1977) 第17章から一部だけ抜粋してメモしていきます.ライオンズの議論にはおかしい部分があるとぼく自身は考えていますが,それ以前に誤解・歪曲をされやすい…
ダニエル・デネットの TED 講演 "Cute, Sexy, Sweet, Funny" の Huwahuwamohumohu さんによる翻訳にいくらか改変を加えてみました.手を加えたのは,文体の細かいところと,英文解釈に相違があるところ,および訳文の抜けがあったところです. Huwahuwamohum…
ジェフリー・リーチ『意味と英語動詞』(第3版)より,仮定的意味を表すのに had have の縮約 d've /dəv/ が使われるようになりつつある,というセクションを訳して紹介します: Meaning and the English Verb作者: Geoffrey N. Leech出版社/メーカー: Routl…
I. A. Sag, T. Wasow & E. M. Bender, Syntactic Theory (2nd edition) より,「多重継承階層」(multiple inheritance hierarchy) のセクションを抄訳しました: 「多重継承階層」(Scribd) Syntactic Theory: A Formal Introduction (Csli Lecture Notes, No…
ブログ Philosophy, et cetera から小ネタのエントリを訳して紹介します: まぎらわしい哲学用語 (Misleading Philosophical Jargon) 物事をわかりやすくするどころか逆にわかりにくくしてる哲学用語といえば,みんなが思い浮かべるのはどれだろう? 用語の…
困ったときのクルーズてんてー頼み,というわけで,リハビリ的に Meaning in Language から自分の気に入ってるところをチョイスして紹介します. Meaning in Language: An Introduction to Semantics and Pragmatics (Oxford Textbooks in Linguistics)作者:…