サール

「発生論の誤謬」(genetic fallacy)

前記の「外在的実在論は正当化されているか」に関連しているのですが: 私が知的に未熟だったころ,発生論の誤謬のもっとも一般的なかたちは,フロイト主義とマルクス主義に見られた.「お前はマルクス主義の正しさを疑うのか? そんなことをしても,お前が…

サール『心・言語・社会』の構成

第1章だけ訳すつもりですが,構成の見取り図として目次も掲載しておきます(それぞれのリンクは当ブログの翻訳エントリに対応しています): ▼John R. Searle (1998) Mind, Language and Society: Philosophy in the Real World. Basic Books. 1. Basic Meta…